車検と整備の違い
車検とは?
✓安全面・環境面で国が定める基準に適合するかどうかの検査
✓一定期間(新車の場合3年、その後は2年)ごとに必ず受けるもの
✓次の検査(車検)までの安全性等を保証するものではない
文字の通り「車の検査」を行うのが車検です。上記説明の「安全面」は微妙に矛盾していますが、気にとめて頂きたいのは「車検が通っても翌日故障する事もある」という事実です。極論、国が定める安全性・環境性能を「検査日だけ」クリアしてしまえば、車検は通ります。走行距離が少ない車や、日常のメンテナンスを心がけている車は、検査もスムーズです。
整備とは?
✓基本は車検を通す為の自動車の修理作業
✓車検のチェックポイント以外の不具合箇所をどこまで修理するかは修理工場とお客様の考え次第
安全面・環境面で国の基準に達していない不具合箇所を修理する作業が「整備」です。車検時の整備の基本は「車検が通るレベルまで修理する」事です。安さ最重視で「半年以内に壊れそうで危ない」と予想できるのに何もしなかったり、一方まだ使えそうなパーツも念には念をいれて新品パーツに取り替えられていたりと、修理工場の考えが色濃く出る部分です。